今月の投資環境
【日本企業の堅調な業績を確認できれば日本株は年末高へ】
◆10月27日に投開票された衆院解散総選挙。政治とカネを巡る問題の影響は大きく、与党が大敗した。海外投資家は政治の流動化を嫌気する。米国のソフトランディング(軟着陸)期待を背景に日経平均株価は10月15日の取引時間中に約2カ月ぶりの4万円を回復したものの、その後は衆院選挙への警戒感から下落。選挙前の週末25日には3万7913円まで値を下げた。与党の過半数割れが判明した週明け28日は一段と下落するかに思えたが、不透明イベントが通過したとして寄付きを底に上昇…